E-trust社長の保険情報

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過失割合の基本

株式会社E-trustの芦村です!

今回は、過失割合の基本について書きたいと思います。

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0-100とか0-10とか聞いた事があると思いますが、これは、片方だけに責任がある過失割合です。

0-100のパターンは3つだけです!

①信号無視との衝突(無視した方が100%)

②止まっている車への衝突(衝突した側が100%)

③センターラインオーバーの車との衝突(センターラインを越えた側が100%)

 

これ以外は、ほぼほぼ双方に過失が出ます

 

例えば、納得のいかないパターンとして、一時不停止の相手との衝突です。

基本過失割合 20-80(一時停止側が80%)

 

基本的に、自分側に一時停止がない場合、惰性で走っていることが多いのではないでしょうか?

だって「相手が一時停止だもん、止まるでしょ」と思う、と思います。

でも、一時停止がない側にも、道路交通法上、安全運転義務があり、一時停止側に車が確認できる場合、出てくるかもしれないといった思考での運転が必要となります。

よく言う「かもしれない運転」というやつですね。

 

じゃあ、どうすればいいの?と言われると、一時停止が無い側の「徐行」があった場合、0-100となります。

一時停止ではない側は、交差点内は徐行義務があるんです。

 

徐行の定義「車がただちに停止できる速度」

 

これは、道路状況などにもよりますが、おおよそ時速5Kmといったところになるかと思います。

ここまでしないと、過失がないと言えません。

普通はここまでしません。

私見ですが、譲ってくれたと思って、一時停止側から出てくる人もいるんじゃないかなと思います。怖い。

 

そして、ただの減速ではだめだという事ですね。

減速は、おおよそ時速20Km程度までスピードを落とすことです。

相手減速なし、こちら減速だと過失割合の交渉が出来ます。

(10-90程度)

 

スピードの交渉は、証拠が難しいです。

今だとドライブレコーダーで速度が出るものがあるので、それがあれば、完全に交渉出来ます。

 

こういう事を繰り返し、過失交渉をして、最終的にお客様が納得すれば、示談になります。

納得がいかない場合、裁判へと進んで行くことになります。

 

次回は、弁護士費用について

 

 

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