自賠責保険
株式会社E-trustの芦村です。
自動車を運転するためには、必ず「自賠責保険」に加入する必要があります!
自賠責保険に入っていないと、車検が取れません。
自賠責保険は、どのような補償なのでしょうか?
基本的には、自動車の運行に関わる、人身事故の被害者を救済する目的で自賠法に則って作られている保険ですので、他人にケガをさせたときの補償です。
他人の範囲が自賠法に基づいて決められているため、運転している人、運行供用者以外の人が他人と位置づけられます。
そのため、任意保険では他人扱いされない、「配偶者」や「子」も他人として扱われます。
ここは、大きな違いです。
自動車の運行という事で、運転中だけかと思われがちですが、違います。
自賠責上の運行とは、
①自動車運転中
②駐停車中
③自動車に構造上設備されている全ての装置を本来の目的のために使用中
(例えば、クレーンが付いている車のクレーンを使用している時、等)
①~③すべて、運行にあたります。
*自賠法第2条第2項(定義)
この法律で「運行」とは、人又は物を運送するとしないとにかかわらず、自動車を当該装置の用い方に従い用いることをいう。
自賠責保険の補償
・死亡:3,000万円
・後遺障害:最高4,000万円で、後遺障害等級によって補償額が異なる。最低の14等級で75万円
・傷害:最高120万円まで
自賠責は強制保険ですので、必ず入らなければなりません。
そのうえで、対物(他人の物)や人身傷害(運転者のケガ)などを、任意保険で備えるのが一般的です。
皆加入しているけど、内容がいまいちわからない自賠責保険について掘り下げてみました。
他人の定義が特に変わっているので、いざという時は気を付けましょう。
まずは代理店に、ご相談下さい。
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